[防災非常食] [永谷園 フリーズドライご飯 長期保存食] | 4種類すべて食べてみて感想レビュー!!
永谷園 フリーズドライご飯4種類を食べてみました。
フリーズドライはアルファ米と違い、短時間で食べれるのがメリットです。
お水でもたった5分で完成しますので、防災の非常食としてはありがたいですよね。
しかもそのままでもスナック感覚で食べれるということです。
とても期待していましたが、残念な結果に…
不味い…
アルファ米の方が数段美味しい…
4袋ありましたので調理方法を変えて、試行錯誤しながら美味しくならないか試してみましたので最後まで読んでいただけたらと思います。
目次
永谷園 フリーズドライご飯 種類
参考価格
Amazon:2,280円(税込)
楽天:2,500円(税込)
今回購入したのは、4種類各1袋のセットです。
永谷園フリーズドライご飯の通常タイプは4種類の味のみですが、通常のタイプと業務用タイプと販売されています。
業務用タイプは内容量が少し少なくなり、カレー味・ピラフ味・わかめ味・梅しそ味・白飯の5種類です。
Amazonや楽天などの通販で購入する場合、通常タイプの方がセット販売の種類も多く価格も安くなっている印象があります。
冒頭でも書きましたが、味が不味かったので4種類すべて違う方法で食べました。
中には美味しくなって食べれたものもありますが、この手間は非常食としたはどうなんだろう?と正直感じます。
ただ味には好みもありますし、非常食選びの参考にしていただければと思います。
永谷園 フリーズドライご飯 食べ方
袋を開封してみてみると、アルファ米と見た目変わらない感じです。
脱酸素剤とスプーンが入っています。
脱酸素剤は取り出して捨ててください。
スプーンはお水などを入れてからかき回しますので、中に入れたままでも大丈夫です。
そのまま食べれるということなので、少し食べてみました。
スナック菓子のようにサクサクして美味しかったです。
結果からするとお水やお湯で作るよりそのまま食べた方が、程よい味があり美味しかったかもしれません。
アルファ米に比べると1粒1粒がやわらかく感じました。
袋の内側にふつうとやわらかめで線・点線が入っています。
少しご飯を手前に盛らないと線が見えません。
今回はふつうで作りますので、まずふつうの線辺りまで水を注ぎます。
水を注ぐとごはんが水を吸って行くので、この時点でしっかりと混ぜ合わせてください。
混ぜ合わせると、水が線の所まで来ていませんので水を足します。
水を足したらしっかり封を閉じて水で5分・お湯で3分待ちます。
時間が来たら開封します。
持った感じも見た感じもアルファ米に比べるとやわらかいです。
袋のの中で軽く混ぜ合わせて完成。
災害時の場合はこのままでも食べれますが、完成がどのような状態か確認するためにお皿に移しました。
ちょっと水でのベタベタ感は感じましたが、見た目はいい感じですね。
次は問題の味です。
実際に食べてみて感想レビュー
作り方はお水・お湯それぞれでふつう・やわらかめと4種類ありましたのですべて試してみました。
実は非常食ですから災害時お湯が使用できるとは限りませんので、普段は商品を試す時に必ずお水など災害時でも作れる方法でレビューしています。
ですが1袋目を食べてみた時に、不味くてそのまま完食は無理でした。
何とか美味しく食べれる方法はないかと、色々試してみましたのでその辺も踏まえて参考にしていただければと思います。
チャーハン味
お水の普通で作りました。
そのままだと不味いです。
水のベタベタ感があり、米粒も若干硬いので食べにくい上に味が薄い感じがしました。
味のイメージは、じゃがいもをふかして潰したものを味付けもせずに食べてる感じです。
口の中に後味が残るので最悪でした。
数口食べて絶対完食は無理だと悟ります。
災害時には使えない可能性もありますが、炒める事しか思いつかなかったので取り敢えず炒めてみました。
油で炒めて調味料は使ってません。
水分が飛んだからか全体量が減った感じがします。
油を吸ったのでベタベタ感は増しました。
問題の味ですが、美味しかったです。
油で炒めたことにより香ばしさが出て、商品そのものの味も引き出されて美味しくなりました。
ただ長期保存のメリットがあると言っても、炒めなくてはいけないのと1袋単価500円以上と考えると防災備蓄には向いてないと思います。
原材料と栄養成分は画像の通りです。
賞味期限は5年2ヶ月弱のものが届きました。
カレー味
カレー味はお湯のふつうで作りました。
お湯で作ったのでお米の硬さは全くありませんでした。
ただやはり水分を含んでベタベタ感があります。
食べてみると薄味ではありますが、カレーの味もちゃんとして食べれるレベルではありました。
美味しいか?と聞かれれば普通と答える感じです。
不味くはないけど、特別美味しいとも感じない味でした。
お湯で食べればそのままでも普通に食べれます。
ただ味を比較するとアルファ米の方が美味しいです。
お湯を使用する場合フリーズドライは確かに3分と早いですが、アルファ米でも15分なのでその違いでわざわざ価格の高いフリーズドライを選ぶ必要はないかと思います。
原材料と栄養成分は画像の通りです。
賞味期限は5年4ヶ月くらいのものが届きました。
ピラフ味
ピラフ味はお水のやわらかめで作りました。
水の分量が多いので膨らんで量がかなり多く感じます。
ただお米の硬さは無くなりましたね。
味は無味です。
水分が多いせいか全く味がしません。
当然このまま食べるのは無理そうなので炒めることにしました。
炒めてる最中に味をみましたが、薄かったので塩コショウで味を調えました。
ベタベタ感は増して、嫌な感じがするというよりはモチモチした感じです。
当然味を調えているので美味しくなりました。
ふつうとやわらかめとで比較すると、ふつうで作って炒めた方が美味しかったです。
原材料と栄養成分は画像の通りです。
賞味期限は5年2ヶ月弱のものが届きました。
炊き込み五目
お湯のやららかめで作りました。
お湯で作ると水で作った時に比べ水分が残っています。
雑炊に近い感じですね。
ただ残念なことに無味で味が感じられません。
水分を増やすと味が全く無くなってしまいます。
醤油を少しだけたらしていただいてみることに。
食べやすい雑炊になりこのまま完食です。
原材料と栄養成分は画像の通りです。
賞味期限は5年4ヶ月弱のものが届きました。
まとめ
方法を色々変えて食べてみました。
元々の味付が薄い印象です。
原材料を確認するとそれぞれ具材も豊富ですし、味付の調味料もしっかりしている感じなのですが薄いですね。
そのまま食べた時は、それぞれの味が付いたスナック菓子感覚で美味しかったです。
水分量により段々薄くなってしまう感じですので、やわらかめで作ってしまうと無味に近い状態になります。
手を加えずにそのまま食べるとしたら、お湯を使用してふつうの分量で作るのが一番いいです。
お水ですとお米が硬いこと、中途半端に乾燥状態からもどるので味が悪くなってしまいます。
お水で5分となっていますが、もしかすると15分くらい待てば硬さも味も良くなるかもしれないです。
アルファ米と比較すると私はアルファ米の方が好きですが、味付が結構濃い目でした。
濃すぎて最後はくどいなぁって感じる商品も多いです。
薄味が好きな方はフリーズドライ商品の方がいいと思いますが、お湯を使用する前提で考えた方がいいと思います。
災害の状況はどのようになるか分かりません。
お水はペットボトルで備蓄して置けば可能ですが、お湯はそういう訳にはいきません。
それにお湯を使える環境となると、その他にも長期保存で美味しい商品もありますので、私的には防災備蓄食としては全くおすすめできないと思います。
それぞれ家庭の味があるように、好みの味はそれぞれ違います。
備蓄をする前に1袋を、家族で分け合ってでも試食することをおすすめしたいです。
いざ災害が起きた時に、お腹は空いているのに不味くて食べれないとならない為にも、食べてみて美味しいものを多く備蓄してください。
試食をしながら防災についてご家族で話し合われるのもいいと思います。
色々非常食を食べてきてレビュー記事を幾つか書いていますので、参考にしていただけたらうれしいです。
アルファ米非常食レビュー記事
個人的おすすめはおにぎりです。
1個あたりの量は少ないので、1回あたり2個は食べることになると思いますが、味を変えれば最後まで美味しく食べれて栄養もしっかり摂れます。
お湯が使えるならこちらの非常食がおすすめ
お湯が使える環境を想定した場合、こちらの商品の方が何倍も美味しかったです。
*商品価格内容等は記事投稿日2019/10/3のものです。
*最新情報につきましては上の商品リンクよりご確認ください。
その他防災非常食のレビュー記事
>混ぜ合わせると、水が線の所まで来ていませんので水を足します。
これが原因ではないでしょうか。
最初の水の量でいいのに、足したせいでべちゃくちゃになってませんか。
コメントありがとうございます。
ご指摘のようにお水の量が少し違うだけでべちゃべちゃ感はだいぶ変わると思います。
ただお米の硬さが残ってしまうと思います。
ご家庭の好みもあると思うので、備蓄される場合は何パターンか試してみてからお米の硬さとベタつきを確認してからの方がいいと思います。