[シルバーカー/手押し車]数多く種類でてるけど、どれがいいんだろう? | 賢い選び方をご紹介!!

足腰が弱くなり転倒による骨折を少しでも予防するため、先日はについてお話ししました。

今回は、シルバーカー/手押し車について書きたいと思います。

シルバーカーは、車輪がついて荷物を収納したり置いたりでき座れるタイプが主流なので、買い物や散歩する補助には最適です。

しかしながら、車輪がついているので使い方を誤ると大変危険ですので商品の性能を十分に確認してからご購入してください。

シルバーカーと歩行車(歩行器)

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シルバーカーのご購入を検討されていると、歩行車・歩行器と表示されている商品を目にすると思います。

どちらも車輪がついて、押すタイプで荷物を入れれる量の違いかと思われるかもしれませんが本来の開発設計では大きく違いました。

歩行車で最初にイメージするのが、このようなタイプだと思います。

手を握る部分が横にあり、歩行を補助するための商品です。

歩行器の車輪が付いたタイプになります。

▲こちらのタイプも、歩行車ですがメーカーさんの表現は歩行車・シルバーカーという表現です。

▲こちらが、一般的なシルバーカーです。

最大の違いは、持ち手の部分になります。

シルバーカーと呼ばれている商品は、持ち手が一文字で後ろから力を加えて前に進みます。

持ち手の所にブレーキはついていますが、力を加え過ぎたりしますとそのままシルバーカーだけ進んでしまい転倒する恐れがあります。

またロックして座って休憩もできますが、歩く時に体を支えるものではないので注意が必要です。

この後にシルバーカーについては、説明していきますが選ぶ際には安全性能もよく確認して検討する必要があります。

2つ目の歩行車は、画像のように持ち手の部分がコの字になっていて、体を支えながら前に進むものです。

ただ荷物収納があったり座れるスペースがあったりで、シルバーカーの要素があるためと安全性能はシルバーカーに近いので歩行車・シルバーカーの表記になっていると思います。

完全な歩行車扱いになる製品は安全性能がかなり高いです。

一般的に言われるのはシルバーカーの場合、自立歩行がある程度可能歩行の補助をして疲れなどを軽減するもので、歩行車(歩行器)自立歩行が少し困難ですが立ち上がることはでき、バランス感覚はある程度ある方の歩行を助けるものになります。

ですので歩行車(歩行器)は介護保険の適用になるケースもありますので、各市町村に確認してからご購入された方がいいです。

今回は、シルバーカーの説明で後日歩行車の説明をしたいと思います。

*歩行車について投稿しました

シルバーカー

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ここまでで、シルバーカーは危ないから購入しない方がいいかなぁと思われる方もいらっしゃると思いますが、使い方と使われる方の体の状態次第ではとても便利なものです。

自立歩行がある程度可能である必要はあります。

または、常に横でサポートする人がいることです。

私の祖母は、自立歩行がある程度可能かというと無理だったと思います。

それでも、シルバーカーと杖で外出していたのは、自宅にいたままだと動かなくなってしまうし、認知症も進んでしまうからです。

外出時は横でサポートしてれば安全ですし、家の中でも使用していましたが使い方をちゃんとすれば、運動になってよかったと思ってます。

自立歩行がある程度可能な方で、使い方をきちんとして安全性能のものを使用すれば、転倒などのリスクは軽減することが可能です。

シルバーカーの選ぶポイント

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シルバーカーは、需要も高くてどのメーカーさんも名称を分けて3種類のタイプ(一般的にコンパクトタイプ・ミドルタイプ・スタンダード)で販売してます。

違いは、シルバーカーそのものの大きさや収納容量の違いです。

まず購入するにあたっては、そのメーカーさんがSG認定を受けていることが最低限必要です。

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このマークは、一般財団法人製品安全協会の安全基準(SG基準)を満たした商品につけられるものです。

様々な製品に基準があるので見た記憶もあると思いますが、あるのとないのでは安全性の信用度が全く違います。

次に体に合うサイズです。

一般的に、身長÷2+5~15㎝と言われてます。

持ち手が高すぎると力が入りにくくなり転倒しやすくなりますし、低すぎても腰が曲がり姿勢が悪くなり視野が狭くなり危険です。

大体の製品には、高さ○○㎝~○○㎝ 〇段階調整 ○○㎝ごと と記載されているので自分に合うサイズの製品を探してください。

その時に幅、奥行、重量を確認してどれくらいの大きさのものにするか決めます。

幅、奥行は、普段どこを歩くのか想像してください。
大きい製品の方が大容量で便利に感じますが、その分重量が重くなったりします。

自分の生活に、合う製品のサイズを選びましょう。

基本的に折りたためる製品が多いですが、ロック機能の確認も大事です。

広げた時に、自動でロックがかかり固定される商品がいいと思います。

次は外出してからの安全性能ですが、大事なのは駐車する時のタイヤのロックon、offとタイヤの回転角度調節です。

座って休憩する場合やちょっと駐車する場合のロックは、大抵手元の操作になりますが、ご高齢の方が使われるので分かりやすくて簡単操作でないといけません。

タイヤの回転角度の調節は、3種類のものが多いですが直進、360度、もう一つが90度か45度だと思います。

直進は、散歩や買い物への行き帰りに必要ですし、360度はお店などで買い物している際に小回りが利いて便利です。

もう一つの角度は、お好みだと思いますが、私は使ったことはありませんでした。

最後に収納の最大重量、座った時の最大体重量、デザインを考えて決めてください。

まとめ

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外出して散歩をしたり買い物をするのは、楽しいですし病気の予防にもいいです。

祖母みたいに自立歩行が不安な場合は、担当の医師との相談が必要ですが家族の方で補助して短い距離を歩くのでも運動になっていいと思います。

それぞれの体の状態もあると思いますが、私自身の経験では補助をしながらになっていましたが、散歩や買い物に出かけてよかったです。

元々は全く食べなくて寝ている時間が長かったのが、散歩や買い物に行くようになって、食べる量も増えましたし顔色もよくなってました。

本人もつれてけって言ってくるぐらいだったので、楽しかったんだと思います。

認知症の非薬物療法の中にも、音楽、美術、園芸、学習、動物、子供とのふれあいなど取り入れられてきました。

本人が楽しくなることを、見つけてあげるのも治療の1つだと思います。

担当の医師やケアマネジャーさんと、相談しながら見つけていくのも1つの方法です。

※シルバーカーをご購入される際に、介護保険をお考えの場合は、一度各市町村の市役所にて確認してください。適用には、それぞれの市町村によって異なります。

シルバーカーの製品についての記事

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