[非常食カレー] 温めずに食べられるレトルトカレーを温めずに食べてみました!! | 通常のレトルトカレーとの違いは?常温のカレーの味は?非常食としてどうか?レビューします!!

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防災の非常食を備蓄の為に探し始めて半年。

色々食べてきました。

あっと驚くような商品もありましたし、とても完食は難しいなぁと思った商品と様々でした。

今回は以前から気になっていた、温めずにそのままかけて食べられるカレーです。

カレーは子供から大人まで幅広い年齢層で人気ですよね。

レトルトカレーの種類も豊富で、自分好みのメーカーがある方も多いと思います。

カレーは温かい食べ物というイメージがありますので、普段そのまま常温で食べようと思う事は少ないですよね。

レトルトカレーは加熱調理されています。

常温でもいけるんじゃない?

わざわざ非常食用のレトルトって必要?

何が違うの?

そんな疑問が湧いてきませんか?

通常のレトルトカレーで問題無いなら、多めにストックして置けばいざ災害時にも食べれますよね。

スーパーなどの特売を狙えば結構お値打ちですからね。

わざわざ非常用とされている理由。

通常のレトルトカレーとの違い。

試食してみて非常食としてどう感じたか。

レビュー致しますので、参考にしていただければうれしく思います。

今回試した非常用カレー「グリコ カレー職人」

参考価格

Amazon:1,071円(税込)(プライム会員の場合)
(プライム会員でない場合2,000円以下の購入だと別途送料が必要です。本州で410円)

楽天市場:1,740円(税込)

*追記 2020/3/7
Amazonで上のリンクより検索すると価格がかなり上がっていました。2,620円と信じれない価格設定です。完全なぼったくり業者の出店と考えられます。
1,071円がお値打ちで正規に近い価格で売れ筋のため在庫切れになっていると思います。
Amazonで購入したい場合、正規の価格帯で出店されるのを待たれた方がいいと思います。
楽天市場に関しては3年保存の出店が無くなり、5年保存の商品になっていました。
メーカーのHPには5年保存の商品しか掲載されていませんので、現在製造中止になっているかもしれません。
楽天市場で購入の場合は、上のリンクより5年保存の商品が表示されます。
Amazonですぐに購入したい場合は、3袋×5パックの15食セットが1,890円でありました。下に商品リンクを貼っておきますので参考にしてください(楽天市場で販売はありません)。

今回は「グリコ 常備用3年保存 カレー職人中辛」10個セットをAmazonで購入しました。

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賞味期限が2022/12となっていますので、約2年10ヶ月のものが届きました。

プライム会員なので10個で1,071円

1個の単価が107円です。

通常のレトルトカレーも100円前後ですよね。

特売で78円とかだと思います。

そう考えると3年保存で単価107円はコスパがいいと思い購入しました。

Amazonと楽天市場の価格差は送料の違いが大きいです。

楽天市場の最安値ショップの価格が商品1,080円。

送料が660円になっていますので

トータル1,740円でした。

ただ楽天市場の場合、クーポン配布や20個の購入でもう少し単価が安く抑えれるお店もありましたので、楽天ポイントのお得感と比較してAmazonと比較検討するといいと思います。

Amazonの場合、プライム会員だとやっぱりお得ですよね。

プライム会員でなくてもAmazonの発送になる「プライム対象」表記の商品は、2,000円越えで送料無料になる商品が多いので販売元・発送元をよく確認してください。

今回もこの商品のみでプライム会員でない場合送料がかかります。

ですが本州で410円と安めになっていますので、Amazon発送の商品はおすすめです。

Amazon・楽天市場とどちらもお得な部分がありますので、比較検討して自分によりお得な購入方法を探してみてくださいね。

通常のレトルトカレーとの違いは?

購入する前に素朴な疑問が湧きますよね。

通常のレトルトカレーとの違い。

今回の商品パッケージに書かれています。

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「植物油脂」を使用。

これが通常のレトルトカレーとの違いです。

通常のレトルトカレーは「動物油脂」が使用されています。

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この画像は通常のレトルトカレー(カリー屋カレー)の原材料名です。

少し見にくいですが、牛脂豚脂混合油となっています。

植物油脂・動物油脂の特徴は

植物油脂は液状

動物油脂は固体

です。

そのため

植物油脂を使用した非常用はそのままでなめらか。

動物油脂を使用した通常のものはそのままですと少しドロッとした感じです。

画像で比較してみます。

非常用

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通常

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そのままの状態ですと、明らかになめらかさが違います。

なめらかさが違いますので、口に入れた時の口当たりが全く違ってきます。

メーカーさんのHPでQ&Aの中にこのような質問・回答がありました。

Q:レトルト食品をそのまま温めずに食べてもいいですか?

A:調理済み食品ですので温めずに食べれます。

油脂分などが固まり分離していることもありますので、温めてお召し上がりいただくことをおすすめしています。

引用:グリコ なぜ?なに?コーナーより

レトルトは既に加熱調理されたものですから、そのまま食べても健康に害はありません。

ただ動物油脂が固体の為、ドロッと感や分離などを引き起こすので温める事が推奨されています。

実際そのままだとどんな味がするのか?ちょっと食べてみました。

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見た感じ分離があります。

口に入れるとザラザラ感が嫌な感じで残りました。

味はカレーの辛みより苦みが強く出る感じです。

とてもこのまま完食できる感じではありません。

やはり温めて口当たりなめらかなカレーがいいですね。

結果、通常商品だと防災などの非常用には向かないと思います。

問題は非常用の味ですよね。

こちらも実際食べてみましたので、ご紹介いたします。

実際に温めずに試食してみました

実際に食べてみますが、防災の非常食としてどうか?と考えてましたので、ご飯もアルファ米を使用する事にします。

アルファ米は、お水やお湯を注いでお湯で15分、お水で60分待てば食べられます。

アルファ米の種類も豊富で、味ご飯・白飯・お粥と好みや個々の状態に合わせて選べるので人気の防災食です。

アルファ米も色々食べてレビューしてますので、下の参考記事も良ければ覗いてみてください。

個人的にはおにぎりがおすすめだと思います。

分量的に食べやすく、味の種類を変えれば変化もあって栄養を摂りやすいと思います。

アルファ米の白米を準備

参考価格

Amazon:1,303円(税込)
(カレー同様プライム会員でない場合送料が別途必要になる場合があります)

楽天市場:1,580円(税込)(送料無料)

アルファ米では有名な尾西食品の白飯を使用します。

以前セットで購入して試食してみたのですが、白飯は無味でそのまま完食できませんでした。

そのため備蓄もしていなかったので新たにAmazonより購入です。

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5袋セットで1,303円。

1袋単価は260円です。

賞味期限は2025/4ですので、約5年2ヶ月のものが届きました。

アルファ米の欠点はお水だと60分かかる事ですね。

お湯だと15分ですが、もしお湯が使用できる環境でしたら非常食でなくても食べれますもんね。

今回もお水で作ります。

以前の記事にも作り方は載せていますが、折角なので今回も画像で説明していきます。

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作り方は裏面に詳しく載っていますので簡単に作れると思います。

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上部にある切り込みから開封します。

手で簡単に切り取れました。

切り取って開封すると中はこのような状態です。

表面にスプーンしか見えませんが、中に脱酸素剤が入ってますのでかき混ぜながら探して取り出します。

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スプーンは入れたままでも作れますが、完成した時に結構ご飯が固まるので出しておいた方がいいかもしれません。

置く場所に困りますが、ティッシュなどで包むのがいいと思います。

取り出したらお水を注ぎます。

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袋を左右から押して少し広げると注水線が見やすくなります。

しっかり広げた状態で注水線までお水を注がないと、完成時にご飯が硬めに仕上がってしまいますので気をつけてください。

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画像は少し見にくいかもしれませんが、注水線より少し多めに入れています。

お水の量でご飯の硬さが変わりますので、柔らかめがいい場合はお水の量を増やしてください。

ただお粥とは違いますので、あまり増やし過ぎるとベチャベチャするだけで不味くなってしまいます。

逆に硬めがいいからと、お水の量を減らすのはあまりおすすめできません。

元々アルファ米は乾燥米をお水で戻します。

そのためどうしてもできあがりは少し硬めに感じると思います。

さらにお水の量を減らすと硬すぎて食べにくくなってしまいます。

注水線を基準に少し量を調節する程度がおすすめです。

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お水を注いだらよくかき混ぜます。

よくかき混ぜる事が重要で、混ぜ方が少ないとご飯の硬さが均等になりません。

しっかりとかき混ぜてくださいね。

袋の上部がチャック式になってますので、しっかり留めて60分待ちます。

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60分待って開けてみるとこのように固まっています。

よくほぐしてからお皿に移します。

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そのまま一口つまんでみるとやっぱり無味でした。

アルファ米の白飯は、おかずや今回のようにカレーをかけないと食べにくいと思います。

画像で見やすくするために今回はお皿に移していますが、災害時は袋の中でご飯をほぐしてその中にカレーを入れてしまえばお皿を使うことなく食べれるのが利点です。

実際にカレーをかけて食べてみます。

カレーをかけて試食

お皿に移したアルファ米のご飯にカレー職人をかけてみます。

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具材もしっかり入ってますね。

じゃがいも・にんじん・成形豚肉ですが、お肉は少しでちょっと寂しかったです。

画像をみるとカレーライスっ感じで美味しそうですよね。

冷たいカレーライスがどんな感じか食べてみます。

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冷たいですけど、しっかりカレーライスです。

サラサラしていて食べやすい上に、カレーライスの辛みもしっかりあります。

とても食べやすかったです。

白飯が260gと結構な量なのですが、無理する事なく完食できました。

味に関してはやはり普段のカレーライスのイメージが強いので、美味しいカレーといった感じはしませんでした。

カレーはやはり温かい方が美味しいですよね。

日常のカレーと比較すると劣る感じが強いですが、決して不味くはありません。

他の非常食と比較すれば美味しい方だと思います。

ただ普段のカレーのイメージを想像すると

物足りなさを感じてしまうかなぁ

というのが感想です。

栄養のエネルギーは

白飯 366kcal

カレー 107kcal

合わせて473kcalとなっています。

次のまとめの方で非常食としてはどうなのか?私の感想をまとめたいと思います。

まとめ 非常食としてどうか?

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今回の温めずに食べられるカレー

非常食として有りか無しかで言うと有りだと思います。

むしろ少し備蓄して置く事をおすすめしたいです。

一番の理由は食べやすくサラサラ入って行く事です。

非常食味付けが濃い商品が多くなっています。

そのため同じものでしっかり栄養を摂るのは、結構難しいと日ごろから感じていました。

味が濃い分、どうしてもくどくなってしまい量が食べれなくなってしまいます。

災害時はどのような状況に置かれるか、全く想像がつきませんよね。

避難所の配給もどうなるか分かりません。

数日分の備蓄は準備して置いた方がいいと言われています。

数日間避難生活になった場合、栄養は摂らなければ力も出ず身体も衰弱していきます。

災害時のショックから食欲も薄れているかもしれません。

そのような時にあまり味の濃い食事はどうでしょう?

すぐに気持ち悪くなって全然食べれないかもしれません。

非常食のカレーはサラサラしていてとても食べやすかったです。

確かに冷たいのでカレーと考えてしまうと物足りなさは感じてしまいましたが、非常食の中で味的には満足しました。

今回は白飯と合わせましたが、パンや味ご飯、ビスケット、クッキーなどをつけて食べても味の変化が楽しめます。

カレーは万能な料理なので色々アレンジも可能です。

大量の備蓄と行かないまでも、ご家族で少し備蓄しておくと非常食にアレンジを加えやすくいいと思いました。

単価も非常食の中では107円と安い方です。

是非備蓄の検討をしてみてください。

*商品内容・価格等は記事投稿日2020/2/7のものです。

最新情報につきましては、それぞれリンク先よりご確認ください。

同じ非常食カレーで永谷園の製品も試食してみました。合わせて参考にしてみてください。

火・電気・ガスを使用せずに、お水だけでレトルト食品やパックご飯を温められる携帯加熱セットのレビュー記事です。おすすめな防災グッズですので、是非読んでみてください。

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